外貨建債券への投資には、下記のようなリスクがあります。
信用リスク債券の利息・償還金が確実に支払われるかどうかは、発行体の債務履行能力に依存します。
利息や償還金の一部、あるいは全部が支払われないリスクを信用リスク(デフォルトリスク)といいます。
信用リスクを判断するうえで参考となるのが、格付機関が公表する格付です。
価格変動リスク債券を償還まで待たず途中で売却する場合は、その時の市場環境に応じた価格で売却することになります。
この時の売却価格は額面金額を下回る場合もあることからこのリスクを価格変動リスクといいます。
債券の価格は、金利が上がれば値下がりし、金利が下がれば値上がりします。
また、発行体の信用リスクが高まれば 値下がりし、低下すれば値上がりします。
利回りが下がれば債券価格は上がり、利回りが上がれば債券価格は下がります。
為替変動リスク外貨建債券から得られる利息や償還金は、外貨で支払われます。
為替相場は変動しているので、円の評価額や円受取代金は為替相場の変動の影響を受けることになります。
1 ドル=100円だったのが、為替相場が変動して、1 ドル=150円となったときは、円の価値が下落したため円安といいます。
1 ドル=100円だったのが、為替相場が変動して、1 ドル=50円となったときは、円の価値が高まったため円高といいます。
流動性リスク流動性や市場性が乏しい債券については、償還前の売却が困難であり、このことが売却価格に悪影響を及ぼす恐れがあります。
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